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が、就家のコンセプトだと思う(`・ω・´)キリッ
すいません、拍手貰って初めてこの二人のコンビ名知ったような人間の戯言です。
おひさま組!あなた達お日様組って言うのね(トトロをまだ引きずっている)!!
短いのの二本だて。
◆アニキ早く来て
知られていない事実であるが、元就は猫よりは犬派である。まあ、これも肯定的な選択ではなく、猫に比べれば犬の方がましといった具合なのだが。そもそも生き物が好きでない。
犬の話だ。犬は生き物の中で一番まともな部類に入る。主の命に従い、これを守ろうとする生き物だ。とはいえ、犬は犬でも真田幸村のようにやかましいのは好かない。与えられた命を考えなしに突っ込んでいくような猪の親戚に興味はない。
望ましいのは聡い目をした、心穏やかで、落ち着きのある大型犬だ。
「類は友を呼ぶ」
「ん?」
基本的に沈黙は唐突に破られる。
じりじりと日で背中を温めていた家康は、まどろんだ顔のまま元就を見上げた。椅子に座った元就に見下されていることなど、全く気にならないらしい。僅かにほほ笑んでいるように見える。
丁度、飼い主の言葉に耳を傾ける―――のように見えた。
「幼少の頃の貴様は確かに長曽可部元親と類であり友であった」
口やかましく、感情の起伏が激しく、短絡で品性に欠ける。
ズバッズバッズバッと元就に指摘されても家康は顔を曇らすこともない。強いて言えば、少し苦笑したくらいか。神経質そうにぴくと、元就は眉をひそめたが、まあよいわと言わんばかりに鼻を鳴らした。
「毛利、ワシは今でも元親と友達だ」
「しかし、類ではない」
家康に反論の余地はない。それくらいに圧倒的な断言だった。
「貴様と長曽可部は違う。変わったのは貴様だ」
「そうか?」
こういう時の、この男の笑みは悪くない。虫唾が走るようなでへでへした笑みを浮かべない。瞳の奥の光が微かに変わるくらい、微弱な表情の移り変わりを見て、元就はまた鼻を鳴らした。
比較的、満足そうに。
「気が変わった」
「へ?」
ちょっとだけ間の抜けた声が上がる。元就はすくと立ち上がり、楽しそうに顔を歪めた。
「夕食を馳走してやる」
唐突な通知に家康は一瞬目を白黒させたが、
「ありがとう」
断るという選択肢はないことを、元就の笑みを見てどこかで理解したのだろう。そう、短く礼を言った。言葉通りの態度だったし、態度通りの言葉だった。
「・・・フン」
機を読むのが上手いこの男は、場面場面における最適な答えをいつも選び取る。全く、元就の神経を逆なでない。
だからますます元就は楽しくなった。
「しかし、客用の箸がない」
「そ、そうか」
「貴様は手を使わずに犬喰いしろ」
冷たく突き放した声に家康の顔が少しだけ陰る。
若干悲しそうな家康の表情が元就を余計に煽った。
「・・・。・・・分かった」
数秒の抵抗さえ見られたが、従う声は冷静だった。
自分のことに関してプライドがあんまなくて、相手がナリ様くらいの距離の人だと抗う気が激減するやっさんはすごく・・・調教しやすいです・・・。(以下変態発言)↓
・きっとこれ▽でやるとハードSMになるよ。三河武士の亡骸に喰らいつけとかガチなオーダーが脳裏をよぎった。それじゃだめなんだ、三成!!鞭ばっかりじゃ駄目なんだ!!
・まだご飯をちゃぶ台の上に載せてくれる優しいオクラを妄想して楽しんでます。
・んがー、とかぼちゃの煮っ転がし食べようとする所で「こちらを見ろ、徳川」とかwww
・上手く食べれなくて悪戦苦闘した頃にあーんとかwww
・流石女王さま、飴鞭の使い分けを心得ていらっしゃるwww
・あれ、おかしいなSMなのにほのぼのするwww
・あと入信するんでその写メくださいwww家康さんで大型犬プレイとか飯うますぎるもぐもぐwww
大事なことだから二度言う。アニキ、早く来て。
◆お日様組のなちゅらぶりにアニキ涙目
「わっ」と、元就といる時にしては珍しく、家康が声を荒げた。間髪いれずに、陶器の割れる音がする。無視しようかと思ったが、こんな時に家康がどんな反応をするのか見てみたくなった元就は腰を挙げた。
急いで引っ越したから、高い部屋しか残ってなくてな。家賃は相場の2割増しくらいだと言っていた築5年のアパートはまだ、初々しさを残している。ベランダからはさんさんと日が差し込み、暖房を使うまでもなく、こっちの部屋も毎日が小春日和だった。
「割れたのか?」
「ああ、危ないから下がっていてくれ」
手際がいい。もう塵とりと箒、細かい破片を拾うためのガムテープまで用意している。申し分のない対応ではあったが、どこか完璧すぎて元就の気に触った。
「・・・何をそんな情けない顔をしている」
怖い声で脅かすように言う。性悪な荒さがしのつもりだったが、家康はますます眉をハの字にした。
「このマグカップは付き合いが長くてな・・・」
そう、砕けた白い破片を見やりながら呟いた。
残骸を見る限り、重厚な作りのものだったのだろう。お茶を入れて手に包めば、それだけで体が温まりそうだ。
「・・・」
「愛着がすごくあったんだ」
寂しそうに、家康が言う。口の端に微かに浮かぶ笑みの中に、二度と帰ってこないものへの心情が見え隠れしている。それが元就のそそる顔だとつゆ知らず、毛利が口を利かないのは気にならないから、と言わんばかりにそのまま言葉をつづけた。
「もう、他のじゃ駄目だって位でな」
軽く儚い音が箒のリズムに合わせて奏でられる。そんな些細なものでさえ、今の元就の神経を逆なでるには十分だった。
「口に付けた感じとか―――舌触りとか―――覚えてしまっていて・・・」
ふう、と短くため息をついてから床の影の色が濃くなったことに気づく。
顔を見上げれば、目の前に元就がいた。
「・・・毛利?」
逆光で、顔はよく見えなかったがとにかく近過ぎた。
これがオクラじゃなくてアニキだと「家康ー、お前って、時々きわどい発言するよなー」とげらげら笑ってからチューします。もう瀬戸内サンドでいいよ、▲総受けだよww!
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